鹿児島県姶良市加治木町の若手農業者木佐貫夫妻。
『ぴかまる』という新品種を栽培しています。ぴかまるは西日本で大人気の良食味品種『にこまる』の改良品種です。
鹿児島でも旨い米が生産されることを東京の方や全国のお客様へ知ってもらいたいという熱い意気込みで
20代で専業農家として働き始めた気合十分の農家さんです。
そんな情熱とは引き換えに、性格はいたってクールで優しい方、作物は作り手の性格や癖が良く出ると言われますが、木佐貫さんのぴかまるは、ふんわりと柔らかく、雑味が少なく、ほっこりとした粘り、優しく握っておにぎりにするとそのお米の美味しさが良く解ります。しかしながらまだまだ修行中の為本人の目指すお米には到達していませんが、毎年毎日が勉強の日々で今後がますます楽しみな生産者の一人です。
木佐貫さんの田んぼの周りには大河ドラマなどの撮影で使われる古道『龍門司坂』や『龍門の滝』という素晴らしい場所があります。
【龍門司坂】(たつもんじさか)とは
旧大口筋の一部で、木田の高井田から毛上に通ずる石畳の坂です。寛永12年(1635年)に着工し、その100年余後に完成したと言われます。石は近くの樋ノ迫山から切り出されたと伝えられ、石切場には、後に24代藩主となった島津久門(加治木島津家4代)の祠が残されています。 全長は1,500メートル余りありましたが、現在は486.8メートルが当時の姿で残っているのみです。物資の往来する主幹線として薩摩の経済・文化に大いに関与し、明治10年(1877年)の西南の役の際は、西郷隆盛率いる薩軍がこの坂道を通って熊本へ向かいました。平成8年に文化庁より「歴史の道百選」に選定されました。
【龍門の滝】(りゅうもんのたき)とは
龍門滝(龍門の滝)(りゅうもんだき、りゅうもんのたき)は、網掛川中流に位置、日本の滝百選にも選ばれている。
滝というと山深いところという印象がありますが、この龍門滝(龍門の滝)は平野部から殆ど登らない、割りに町の近くにある滝で、えーーこんなところに滝があるの?と訪れた時には驚きました。
この滝は、九州自動車道からも見えるようです。
往さ来(くる)さ道行く人も暫(しば)しとて立ちかえり見る滝の白糸 第十八代藩主 島津家久
その昔、中国の人が「漢土の龍門の瀑(たき)を見るがごとし」と賞したころから、この名があると伝えられています。
かの橘南渓は「西遊記」の一節で絶賛し、また、儒者の安井息軒もここを来観したこともあり、県下でも稀に見る名滝の一つです。
加治木城主の島津久徴が滝近くの丘に建てさせた観音像が今も残されている。
豊かな自然の恵みである豊かな水、環境の良さは抜群です。そして環境の事も考えて栽培はもちろん特別栽培です。今年は大きな台風の被害や異常高温の影響も少なく良質なお米が収穫されました。
栽培:特別栽培米 (農薬7割削減 化学肥料7割削減)
店主評価(10段階)
粘り: ★★★★★★★★
香り: ★★★★★★
甘味:★★★★★★
光沢:★★★★★★★
【精米に関して】
商品は全て玄米1kgの価格です。
※無洗米に精米すると約12〜15%、白米に精米すると約10%
3分づきは約3%、5分づきは約5%、7分づきは約7%重量が減ります。
予めご了承ください。